「どこが悪いの?」ということで、実は東洋医学に興味があって、鍼や灸をを体験したいんだと言う。治療対象をということで、特に自覚するような痛い所はないが、敢えて山登りの後の足のダルさと、テニスのサーブした肩の重さを訴えてみる。
奥のベッドに移動し、時計や眼鏡ポケットの中身を出し、風呂屋のバスケットもどきの中にしまう。上半身と靴下を脱ぎ、横になる。すると、暑いから、要らないと思ったけどタオルケットを掛けてくれる。
先生の手の温度は、自分の対象部分のよりやや暖かいくらい。その際、足首がむくんでいるとか、横腹の体温が左右で違うという。自分でも触ってみるが、云われればそんな気がする程度。仰向けから、うつ伏せに或いは,ベッドの縁に掛けたりと、体位を変え、触診の間も、話は途切れない。
1) 中浣に刺す 初めての感覚、懐炉を胸に抱いた様だ。わるくない。元気が、活力が湧く気がして、大声を出し走り出したい感じ。数分で燃え尽きる(灰は落ちないで針についたまま)と、再度セットして点火(約15分)。
2) 両足の三陰交にも刺す 又もぐさをセットし点火する。それで、なぜか左右で温感が違う。右が余り感じないのは左脳の働きが悪いのだろうか ?
3) 右肩痛 右腕の三角筋は、ツボは特にないようで、説明をもらえない。治療前に腕を挙げて痛みを確認しておいてくれと断ってから開始される。刺して「イヤーな感じがする?いい気持ちがする?」と言いつつ動かしながら訊ねられる。これはどんなものを刺しているのだろうか。良く見えない。終って、再度腕を上げてサーブのしぐさをしてみる。良くなったような気がする(約10分)。
●清潔で明るくBGMの流れる環境はまた行こうかという気分になって良い。